メンデルスゾーン/詩篇曲集
(ミシェル・コルボ指揮 Gulbenkian Choir and Orchestra)


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<曲目>
詩篇第42篇「谷川の流れを鹿が慕うがごとく」
詩篇第95篇「来たりて、主を拝み、ひざまずかん」
詩篇第115篇「われらにではなく、主よ」
詩篇第114篇「イスラエルがエジプトから去り」
賛歌「おお主よ、わが平安を見出させたまえ」
詩篇第98篇「新しい歌を主に向かって歌わん」
カンタータ「ラウダ・シオン」


去る4月11日は、上の娘の15歳の誕生日でした。
お祝いに(かこつけて?)一家で焼肉を食べにいきました。
いやー、女の子とはいえ育ち盛りの食欲はすごいですね。
下の娘(13歳)ともども、ほとんど飢えた野獣でございます。
まあ私も人のことは言えませんが・・・(←飢えた野獣の一家)
たらふく食べて満足満足。

ちなみに上の娘は自分の誕生日が加山雄三武田鉄矢と同じと知って(ネットで調べてました)、複雑な表情を浮かべてました(オッサンばっかし)
というか「加山雄三ってだれー!?」と言ってました。

さて娘は生誕15年ですが、フェリックス・メンデルスゾーン(1809〜1847)は今年生誕200年。

「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調」が突出的に有名なフェリックスくんです(←友達かよ)。
あとは「スコットランド」「イタリア」「真夏の夜の夢」というところでしょうか。
実力のわりに過小評価されてる気がするのは、今年メモリアル・イヤーのヘンデル、ハイドンとも共通するところ。

しかしフェリックスくん、あたりまえですが超弩級の大天才です。
スバラシイ曲たくさん書いてるのです。

たとえば旧約聖書の詩篇に曲をつけた「詩篇曲」の極上の美しさ。
とくに詩篇第42篇「谷川の流れを鹿が慕うがごとく」(←3回続けて言うと舌かみます)は、バッハのカンタータを甘くロマンティックにしたような名品。
愛妻セシルとの新婚旅行中に作曲された思い出の曲でもあります。
まあ新婚旅行中にシコシコ作曲にいそしむ夫というのも、どうかと思いますが、ともかく最高に安らぐ音楽となっております。
なにしろ天才作曲家ですからね、「愛してるよ」と口で言うよりも、曲を書いて聴かせたほうが気持ちが伝わったりするんでしょうねきっと。
日だまりでぬくぬくしているような、むせ返るほどの幸福感に「お腹いっぱい、ごちそうさまでした」と言うしかありません。

 メンデルスゾーン:詩篇第42篇より第一曲
 

 メンデルスゾーン:詩篇第42編より第二曲
 

コルボの演奏は、柔らかく暖かく、ロマンティックな曲想を最大限に生かしています。

メンデルスゾーンの音楽は優雅で美しくてわかりやすく、それでいて卑俗なところがありません。
ある種「理想の音楽」と言ってもよいと思うのですが・・・。
何故あまり人気がないのかなあ。
完璧すぎるものはかえって敬遠されるのでしょうか?

(09.4.14.)


妻・セシル・メンデルスゾーン

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