メンデルスゾーン/ピアノ協奏曲第1番&第2番
(ルドルフ・ゼルキン独奏 ユージン・オーマンディ指揮)



Mendelssohn: Piano Concertos Nos. 1 & 2; Violin Concerto

HMV : メンデルスゾーン/ピアノ協奏曲ほか icon



長女の高校生活はどうやら順調にスタートしたようです。
新しい友達もたくさんできつつある模様。

じつは長女はソフトバンク・ホークス・ファンであると同時に、
「甲子園の星」なんて雑誌を買って熟読している怪しい高校野球オタクです。
同じクラスの野球部の男子の前で、「○○高校のサードだった××クンは□□大学に進学したねえ」
などとオタクな知識をひけらかしたところ、すっかり尊敬されてしまい、
ついたあだ名が「キャプテン」

「いやだ〜」と言いいながら、本人まんざらでもない様子。
楽しそうですねえ。
若いっていいですねえ。


さて、フェリックス・メンデルスゾーンが、立派なピアノ協奏曲を2曲も残していることは
意外と知られていません。
21歳のときに書いた第1番 ト短調 作品25と、
28歳のときの第2番 ニ短調 作品40です。

残念ながら同世代のシューマン、ショパンの協奏曲にくらべると影が薄く、
コンサートでもめったにとりあげられません。
どちらも演奏時間が20分少々と短いせいでしょうか。
良く言えば無駄なくコンパクトにまとまってるんですが・・・。

少なくとも第1番は、若いエネルギーみなぎる、かなりの傑作であります。
とくに第1楽章の小気味よいほどの疾走感・イケイケ感は、
シューマンやショパンの協奏曲をうわまわるほど。

3つの楽章は続けて演奏されます。
第3楽章冒頭で第1楽章コーダのファンファーレを再現したり、
終結部で第1楽章の第1主題、第2主題を回想するなど、
芸が細かいと言ってはなんですが、曲に統一感を与える巧みな構成も聴きものです。
こういう構成力、ふたりのライバルより上じゃないでしょうか。
シューマンやショパンの協奏曲がお好きな方なら、一度は聴いておきたい佳曲。

第2番第1番より地味ですが、陰影に富んだ繊細さに満ちていて、
これもそれなりに良い曲です。

好きな演奏は、巨匠ルドルフ・ゼルキンユージン・オーマンディ
豪華顔合わせによる名盤・・・・・というかこれしか持ってません。
しかし、迫力たっぷりのもんのすごい名演奏だと思います。
そして、スターン独奏のヴァイオリン協奏曲もついてこの安さ!
絶対お買い得です。

(10.4.29.)



メンデルスゾーン/ピアノ協奏曲第1番(ユジャ・ワンの切れ味抜群演奏!)


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