サン=サーンス/ピアノ協奏曲全集(2枚組)
(ジャンヌ・マリー・ダルレ独奏 フルスティエ指揮 フランス国立放送局管弦楽団)
(1955〜57録音)



Tower@jp :サン=サーンス: ピアノ協奏曲全集, 七重奏曲

Amazon.co.jp : Saint-Saens Complete Piano Concertos


うわー!

信じられないことが起こってしまいました!!

中学・吹奏楽コンクール県大会で、うちの次女(中2)の吹奏楽部が、なんと最優秀賞を取ってしまいました!

つまり、県で1位!

し、信じられん・・・。

まあでも、起こってしまったことは仕方がありません(←仕方ないんか?!)

・・・次の四国大会に向けて、まだまだ地獄の練習の日々が続きます・・・。

実はですねー、夏休みに入ってから、土日もなしで朝から夕方まで練習、弁当が必要なので、ニョウボは毎朝6時前に起きてました。
真夏の弁当は腐りにくいものをってことで、気を使うみたいで大変。
次女(パートはトロンボーン)は毎夜疲れ果てて帰ってくるし、かえって夏休みに入ってからのほうが、大変そうだったのです。

それにしても、県で1位とは、大したもの。
長女(高1)も、「よかったね」と祝福しています。

じつは長女は昨年の部長でした。
そして去年は四国大会に進めなかったので、内心複雑なものがあるのでは、とも思うのです。
でも心から祝福している様子に、おお、これこそ人間的成長のあかし!
「感動したっ!!」と親バカなワタシでありました。

まあ、さすがに全国大会は無理でしょうけれど、しっかり練習して、四国大会も楽しみながら頑張ってほしいものです。
土曜日なので私も聴きに行きます。


さて話は変わって、最近タワーレコードから発売されたサン=サーンスのピアノ協奏曲全集
ジャンヌ・マリー・ダルレ独奏による1955〜57年のモノラル盤です。

この演奏、「幻の名盤」のホマレも高く、ながらく入手困難、アマゾンのマケプレではとんでもない値段が付いていた一品です。
このたびタワーレコードから2枚組2000円で発売され、ありがたやありがたやなのです。

じつは私、サン=サーンスのピアノ協奏曲に関してはちょっとうるさくてですね、以前、このような記事を書いたこともあります。
さて、あこがれのダルレの演奏、なにしろ幻の名盤です。
さっそく聴かせていただきますと・・・、

 ・・・あれ・・・?

 ・・・なんか雑な演奏・・・?

でも何度か聴くうちに、「いやいや、なかなか味があるぢゃないか!」と思うように。
ダルレのソロは、感覚的で即興的、テンポも自在に揺らせ、あちこちで適当に弾き崩します。
小粋なフレージングの表情、早いパッセージでの音の粒立ちのよさ、とても楽しいです。
そしてそんなダルレに寄り添うようにピタリとつけるオーケストラ。

いままで、ロジェ/デュトワ盤とか、コラール/プレヴィン盤といった、几帳面で正確無比な演奏で刷り込まれていたため、やや違和感を感じますが、
よく聴くと、ダルレの弾き崩しは曲を損なっているのではなく、作品の雰囲気にぴったりはまっているのです。
まさに至芸。

うーん、じつに香り高い、センスの良い演奏であります。
さすが「幻の名盤」と呼ばれるだけのことはあります。

 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番(ダルレ)
 

次女の吹奏楽部も、四国大会で味わい深い粋な演奏を聴かせてくれることを祈ります。

(10.8.4.)

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