田中希代子/ドビュッシー・リサイタル
(1961)



Amazon.co.jp : 田中希代子/ドビュッシー・リサイタル

HMV : 田中希代子/ドビュッシー・リサイタル

Tower@jp : 田中希代子/ドビュッシー・リサイタル


家でカクテルを作って飲んでます、たのしいなあヒック。
よく作るのはジン・トニック、やっぱ基本ですよね。
試行錯誤の末に到達した黄金のレシピは、
氷をたっぷり入れたグラスに、よく冷やした47度のビーフィーター・ジン45ml、シュウェップスのトニックウォーターを適量(←適当かい!)
1/8にカットしたライムを絞込み、軽くステアです。

ところで先日ネットで、
「ジン・トニックにアンゴスチュラ・ビターズを数滴加えると、さらに美味しくなるよ!」
という記事を発見。

早速やってみると、確かに一味違う。
味が複雑になり深みが出ます。

しかし入れすぎると、咳止めシロップみたいな味になってしまいOH MY GOD!
加減がむつかしいです。
いまのところ、250mlのグラスで2滴が適量みたいですが、しばらくは試行錯誤です。
たのしいなあヒック(←これだから酒飲みは・・・)

さて、一味違うといえば、田中希代子/ドビュッシー・リサイタル

田中希代子は少し前に、サン=サーンス/ピアノ協奏曲第4&5番のCDを、コーフン気味でご紹介しました。
あれから何枚か聴きましたが、どれもこれもサイコーなんです!

このドビュッシー・アルバムは1961年(29歳時)に録音されたもの。
自由奔放で才気煥発、1ラウンドでノックアウトされました。

じつはドビュッシーは、田中の師匠・安川加壽子の十八番。
しかし田中希代子は遠慮会釈なく、「ワタシ流」で弾き通します。

安川加壽子がドビュッシーの楽譜を深く読み込み、作曲者の意図に寄り添う演奏なら、
田中希代子はドビュッシーの音符と自由に遊び戯れているよう。
気まぐれでつかみどころがなく軽妙洒脱、ピチピチ跳ね回る小気味良さ。
洗練された感性と冴えたテクニック。
奔放かつ野性的でありながら、しなやかな詩情にも溢れています。

 好き勝手やっているようで、キリリと引き締まり一分の隙もないんですなこれが!

あえて言うならば、どの曲も光り輝くようで、「妖しさ」「翳り」成分は不足がちですが、
少しも曖昧さのない、活気に満ちたドビュッシーというのもまた一興。

本当に素晴らしいピアニストです。
もっとたくさんの録音を残して欲しかったと思わずにいられません。

 「ベルガマスク組曲」・前奏曲(田中希代子の演奏ではありません)
 

(2013.7.30.)

「音楽の感想小屋」へ

「整理戸棚」へ

「更新履歴」へ

HOMEへ