ハイドン/後期の6つのピアノ・ソナタ
(グレン・グールド)


Amazon.co.jp : Haydn: The Six Last Sonatas

HMV : Gould/Haydn Sonatas icon


わぁ、ふと気がつくと2009年になっているではありませんか!
それどころかもう一週間もたっているのだとか。ひえぇ。

年末からなんだかんだ忙しくて、全く更新できませんでした。
今日も明日も、仕事関係でドタバタ・ジタバタであります。

二日ぶりに帰ってきた我が家で、いまグールドのハイドンを聴いています。

グレン・グールドは、晩年にハイドンソナタ全集を考えていたそうですが、
結局、録音されたのは1980〜81年に録音したこの6曲のみ。

ここでのグールドは、どこかリラックスした雰囲気。
「真剣勝負!」バッハとか、
「びっくりしただろ!」モーツァルトとは違って、
のびの〜びと自然体で弾いているように思います。

グールドらしく、スタッカートにこだわった演奏ですが、
第49番の第二楽章中間部では、突然レガート奏法に転じるのが面白いです。

速い楽章のめまぐるしい運動性も魅力的ですが、遅い楽章の雨だれのような音の連なりが、やわらかく心を開いてくれます。
第48番の第一楽章など、いまにも止まってしまいそうな遅さですが、
決してだれることのない絶妙の「間」が、心地よい緊張を作り出します。
ハイドンの簡潔で奥深い世界を存分に味わえる名盤であります。

なお、ハイドンのピアノ・ソナタといえば、ポゴレリッチが第46&19番を弾いたCD
以前からの愛聴盤です。

あ、そういえば今年はハイドン没後200年のメモリアル・イヤーでした(←思い出すの遅い!)。

(09.1.7.)


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