（2006）
Amazon.co.jp : Flowers
moumoon/Flowers
（2006）
Amazon.co.jp : Flowers
庭の睡蓮鉢でホテイアオイの花が咲きました。
気のせいかメダカたちもいつもより楽しげに泳いでるような （気のせいです）。
「綺麗だな〜」とニマニマしながら写真を撮っていると、ふくらはぎと向こうずねを蚊に刺されました。
さて、花といえば moumoonのデビュー・アルバム "Flowers"。
収録９曲すべて神曲、２００６年の作品なのに、まったく古さを感じさせないどころか、聴くたびに新しい魅力を発見できるスルメＣＤ。
いまでもライヴの最後に必ず歌われる名曲"good night"が入っている重要作でもあります。
このＣＤでのYUKAは、声も歌い方もまだ若く、攻撃的・挑発的な面すら見せますが、そこが良いのです。
硬質で透明感のあるヴォーカルで、節回しに凝って寄り道をしません、まっすぐで一所懸命な歌いっぷり。
２０歳ですからねー、若さのオーラがまぶしいです。
最近のふくよかで円熟したヴォーカルとはまた違った魅力。
そしてMASAKIの紡ぎだすキャッチーなメロディ。
ただし音域は広く、跳躍は多く、歌いこなすのはかなり難しい。
カラオケ向きではありません。
趣味の良いアレンジもMASAKIが担当。
派手さこそないものの、シンと内に光る落ち着いた艶のあるサウンドで、聴けば聴くほどに居心地が良いです。
愚直なほど真っ直ぐに音楽に向かってゆく毅然とした姿勢に潔さを感じる名盤、僭越ながらリスペクトさせていただきます。
基本moumoonのアルバムはすべて傑作ですが、"Flowers"の初々しさはまた格別。
それでいてデビュー作とは思えない完成度の高さが光ります。
Flowers
moumoon は今年１０月に東京と大阪でライヴが予定されています。
あとさき考えず、両方チケット取っちゃいました。
さあ、チケットだけじゃなく、なんとかして休みも取らなくちゃ・・・。
PINKY RING
（短編小説のようなドラマを感じさせる失恋バラード、YUKAの表現力が素晴らしい）
PINKY RING (FULLMOON LIVE 2018 SEPTEMBER)
（１２年後のスタジオライブ、さらなる深みと凄みを感じさせてくれます）
Goodnight
（ライブの最後に必ず歌われるお約束のナンバー、YUKAの声が若いっ！）
Goodnight (FULLMOON LIVE 2017 MAY)
（１１年後、ふくよかに円熟したボーカルの魅力）
（２０１７．０７．２９．）
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