谷山浩子×Rolly/Rolly&谷山浩子のからくり人形楽団(2012)
谷山浩子×Rolly/暴虐のからくり人形楽団(2013)

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ライヴ映像


♪ラララ からくり仕掛けの 人形の楽団だ
♪ラララ 死ぬまで聴かせる 逃げても追いかけるよ



12月3日(土)は、高松に谷山浩子を聴きに行きました。
谷山浩子のライヴは1年ぶり。
会場は小さなライブハウス、聴衆は70人あまり。
手をのばせば届きそうな距離での、ピアノ弾き語り。
今年還暦とは思えない美声で繰り広げられる、ダークでメルヘンでホラーでクレイジーな谷山ワールドを堪能しました。

谷山浩子のCDは二十枚近く持っていますが、じつはこの人オリジナル・アルバムだけで30枚以上出しています。
ライヴ会場で、まだ持ってなかったこのCDを買いました。

 谷山浩子×Rolly/Rolly&谷山浩子のからくり人形楽団(2012)
 谷山浩子×Rolly/暴虐のからくり人形楽団(2013)

サービスでCDサイズのサイン入り色紙くれました、わーい!(←ミーハー)

これは、ロック・ミュージシャンのRolly谷山浩子のジョイントによる、セルフカヴァー集。
谷山浩子のデビュー40周年を記念した企画なのだそう。
美しく歪んだ谷山浩子の音楽世界に、うさんくさく芝居じみたRollyのヴォーカルとギターが加わります。
毒を以て毒を制するかと思ったら全く逆で、極彩色の食虫植物が狂い咲きしたような、さらに危険な猛毒の出来上がり。
谷山浩子のクリスタル・ヴォイスと、Rollyのしゃがれたメフィスト・ヴォイスがこんなに合うなんてびっくり。

それでも1枚目「Rolly&谷山浩子のからくり人形楽団」は、まだ互いにちょっと遠慮があるのか、やや上品な仕上がり。
谷山浩子をロックぽく(クイーン風)アレンジした、ちょっと変なポップ・アルバムと思えば思えないこともないですが、
2枚目「暴虐のからくり人形楽団」は、プログレ・ロック・テイスト増量でさらにパワーアップ。
うなるギター、咆哮するドラムス、なんと谷山浩子がロケンロールしてます!
「人魚は歩けない」なんて、ヘドバンもの。

どの曲もいい具合に狂ってますが白眉は「しっぽのきもち」
谷山浩子の歌に背後霊のように寄り添うRollyの声に背筋がぞわぞわ。
「頑張る、わたし負けない」ではもう笑わずにいられません。
誰も止める人はいなかったのでしょうか。
そしてキレッキレのギター(by Rolly)は、どこまでもロックスピリットにあふれています。

Rollyがソロで歌う「あたしの恋人」「あやつり人形」も感動もの。
とくに後者は演出過剰なフレンチ・シャンソンのようなヌメヌメした感触がサイコーです。

一流ミュージシャンが本気で遊んだらこんな凄いものができるのですね。
聴く人を選ぶとは思いますが、間違いなく日本のポップ・ロック史上に残る迷盤です。

 

(2016.12.7.)



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