Amazon.co.jp : The Book of Secrets
Tower@jp : ザ・ブック・オブ・シークレッツ
こないだ、晩酌のあと、ソファに寝っ転がってフィギュア・スケートを見ていますと、
安藤美姫の使用曲に何やら聴きおぼえが。
「こ、この曲はたしか、ロリーナ・マッケニットの、えーと、なんだっけな、なんだっけな・・・」
酔ってるせいか思い出せません。 決してボケたわけではないです。 たぶんないと思う。 ないんじゃないかな。
演技そっちのけでブツブツ言ってると、家族に「邪魔だ」と言われてしまいました。
あとで調べてみると、
そーだったー! アルバム”The Book of Secrets”収録の”Marco Polo”という曲でした。
思い出した思い出した、このアルバム大好きなんですよ〜(なら覚えとけよ)。
ちなみに安藤美姫選手は優勝しました。
やっぱり曲がいいからだなあ〜(←違う)。
ロリーナ・マッケニット7枚目のアルバム、”The Book of Secrets”
もともとケルティック・ミュージックをハープで弾き語ることから始まった彼女の音楽は、しだいに地理的・時代的に拡大・放浪しはじめ
前作"The Mask and Mirror (1994)"あたりから、中近東・東洋風な響きを濃くします。
この”Marco Polo”という曲はまさに典型で、ほとんどアラビア音楽。
いまにも壺からコブラが出てきて踊りだしそうです(なんじゃそりゃ)。
もちろん東洋趣味の曲ばかりではなく、アイルランド西岸のスケリグ島を歌った曲あり、
イギリスの詩人アルフレッド・ノイズの詩につけた曲あり、ヴェニスにちなんだ曲あり、
ダンテの「神曲」にインスピレーションを受けた曲ありと、音による世界音楽紀行のおもむき。
The Mummer's Dance
12年も前のアルバムではありますが、いつ聴いてもいいなあ〜ロリーナ・マッケニット。
以前にご紹介したDVDつきライヴ・アルバム「ナイツ・フロム・ジ・アルハンブラ」とともに生涯保存ものの大傑作っす!
(09.10.31.)
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