TRACYANNE & DANNY(2018)
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先日、車の中でこのアルバムを流しているとニョウボが、
「これ、いつの曲? 古い曲?」
と訊いてきました。
Alabama
うんにゃ、最新のミュージックじゃけんねえ、これ(←何弁?)、2018年に出た新しいアルバムなんですよ。
まあ、レトロなサウンドであることは否定しないけど。
TRACYANNE & DANNY
グラスゴーを拠点とする”カメラ・オブスキュラ Camera Obscura”のフロントウーマン、トレーシーアン・キャンベルが、ダニー・コーランというシンガー・ソングライターと組んだデュエット・アルバム。
”カメラ・オブスキュラ”は、2001年から2013年までに5枚のアルバムを発表しましたが、2015年キーボード奏者のキャリー・ランダーが骨肉種のため33歳で死去して活動休止。
これはトレーシーアンの新ユニットによるアルバムで、キャリー・ランダーの想い出に捧げられています。
さて、どのような新境地を聴かせてくれるでしょうか。
It Can't Be Love Unless It Hurts
こ、これは・・・。
おんなじです。
「カメラ・オブスキュラの新作」と言われても違和感ないくらいです。
フォーキーでトロピカル、カントリーでアコースティックな手づくりサウンドです。
”カメラ・オブスキュラ”のファンとしては安心なような、「さすがにマンネリやろ」と言いたくなるような。
トレーシーアンの声はさらに深みと渋みを増したようで、暖かくてハスキーな声質はとても気持ち良いです。
ダニー・コーランという人はよく知りませんが、味のあるヴォーカルでトレーシーアンとのハモリも綺麗に響きます。
Cellophane Girl
素敵なアルバムです・・・。
シンプルで素朴で古臭くて地味ですが(←オイオイ)、不思議といくら聴いても飽きがきません。
スタジオ・ライヴ
(2019.09.26.)
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