ブライアン・イーノ/サーズデイ・アフタヌーン(1984)
Brian Eno/Thursday Afternoon



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あわただしい年末・・・とは言いながら、御用納めも終わり、年賀状も適当に片付け、大掃除はスルーして、静かな12月30日です。
まあ明日の大みそかは仕事なんですけどね・・・(泣)。

今日のところは天気も良く、窓から差し込む日差しも暖かいです。
抑えめの音量で流しているのは、ブライアン・イーノ/サーズデイ・アフタヌーン(1984)(今日は金曜日だけど)。
彼のアンビエント・ミュージック(環境音楽)を代表するアルバムのひとつ。
収録曲はタイトル・ナンバー1曲のみ。
かすかに持続する低音のノイズ(ドローン)の上に、シンセサイザーの澄んだ音が、
まばらな星のように、はじけて消えるシャボン玉のように、きらめき、たゆたう60分。

 

はい、それが60分続くんです。

真剣に聴きいるための音楽ではなく、壁紙のような、部屋に漂う香りのような、バックグラウンドとして制作された音楽。
目を閉じると、ほの暗い海の底で静かにまどろむ深海魚になった気分。
あわただしい日常から解放され、ゆっくりほどけていく音の絵巻に身体をまかせる心地良さ。
自分という存在がだんだん小さくなってゆき、あと少しで悟りが開けるんじゃないかと思いながら30年ほど聴き続けています。
いまだ悟りは開けず、世俗の塵にまみれるばかりですが、心の安らぎが欲しい時には、ふとこのCDをかけたくなります。

ブライアン・イーノは、ほかにもアンビエント作品をいくつもリリースしています。
これ以外だったら、ハロルド・バッドと共作した「鏡面界」がとくにお気に入り。

このまま安らかな気持ちで2016年の終わりを迎えられるといいんだけどなあ・・・(明日は仕事〜!)。
なにはともあれ今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

(2016.12.30.)


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