グラナドス/12のスペイン舞曲
(アリシア・デ・ラローチャ 1994年録音)




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早いもので今日はもう大みそか
びっくりするほど寒いです。
ここは四国の瀬戸内海沿岸ですが、珍しくも雪が舞っています。

昨日は家族全員で家の大掃除(いや中掃除くらい?)をしました。
家全体はちょっとしんどいので、キッチンとダイニングの拭き掃除を重点的に。

BGMにベートヴェン「ワルトシュタイン」をかけたら、「早くやれ、早くやれ」とせかされているみたいで、不思議にはかどりました。
なかなかきれいになりました。
身体もポカポカしてきました。

 

まさかベートヴェンも200年後の極東で大掃除のBGMに使われるとは思ってもいなかっただろうなあ・・・。


掃除のあとはちょっとまったりしようかと、グラナドス(1867〜1916)初期の名作 「12のスペイン舞曲」を聴きながら
ベッドにひっくり返って本などめくって過ごしました。

今年亡くなったアリシア・デ・ラローチャの1994年録音(3度目の録音!)
ラローチャのお母さんと伯母さんはグラナドスから直接ピアノを教わったことがあり、ラローチャのピアノの師であるフランク・マーシャルはグラナドスの高弟。
まさに直伝のグラナドスといえます。

美しく親しみやすいメロディに、一抹の物悲しさをトッピングした南欧の輝き
掃除のBGMには向きませんが、たいへんくつろげます。

 12のスペイン舞曲から オリエンタル(アリシア・デ・ラローチャ 1982年録音)
 


 12のスペイン舞曲から メヌエット(アリシア・デ・ラローチャ 1982年録音)
 

・・・今年ももう終わりですね。

ご訪問くださった皆さま、大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

(09.12.31.)


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