Belle and Sebastian/Girls in Peacetime Want to Dance
(2015)




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バッハの無伴奏チェロ組曲、どうにかこうにか第5番最後のジーグまで到達いたしました!
こんな曲です。
    ↓
 You Yube/無伴奏チェロ組曲第5番・ジーグ

先日のレッスンでは先生が、「よくまあ、ここまで来ましたねえ〜」
と、呆れたように 感心したように言ってくれました!
勝手に褒め言葉と解釈し、これからもぼちぼち練習に励む所存です(←ぼちぼちかい)

実のところ全く音楽になってないことは自分でもわかってます、i phoneで録画して再生すれば一聴瞭然。
音は濁ってるし、音程ヘニャヘニャだし、自分の演奏ながら通して聴くと軽い拷問レベル(先生よく我慢してるな)。
しかも弾いてるとき何故あんなに変顔なのだろう、酷い。
顔はともかくとして、音のほうは練習するしかないです。

ま、仕事を終えてチェロ鳴らしてニョウボに迷惑がられることができるのも平和のおかげ。
平和な時代、大切にしたいものです。

さて、「平和な時代」といえば、ベル・アンド・セバスチャンの9枚目のアルバム。

 Girls in Peacetime Want to Dance(2015)

直訳すると「平和な時代の女の子は踊りたい」
そうかあー、なるほど。
ちなみに平和な時代のオッサン(私)は、「チェロ弾いてジムで泳いで酒飲みたい」です(←誰も訊いてない)。

シングルB面集である"The Third Eye Centre"以来ほぼ2年ぶりのアルバム。
オリジナル・アルバムとしては2010年の"Write About Love"以来なんと5年ぶり、時のたつのは速いですね。
前作"The Third Eye Centre"はヴァラエティ豊かな、言い換えればややまとまりのないアルバムながら、
かえっておもちゃ箱をひっくり返した的オモシロ・オーラが放射、とても楽しめました。

さて新作はどうでしょう。
1曲目・2曲目は従来型ベルセバ・サウンド、ノスタルジックでふわりとしたアレンジに、スチュワート・マードックの寝ぼけ声ヴォーカル。
なお1曲目の"Nobody's Empire"は、スチュワートが自らの過去を歌った曲。
彼は学生時代に慢性疲労症候群に冒され、7年間の自宅療養を送りました。

ところが3曲目"The Party Line"、これって80年代風エレクトリック・ポップじゃないですか!
デュラン・デュラン、ペットショップ・ボーイズ、カルチャー・クラブ・・・
なつかしいグル−プ名が頭をよぎります。

その後も、従来型アコースティック・テイストのナンバーを挟みながら、「昔のディスコ」みたいな曲がちらほら。
「あんたらアラベスクですか!」と突っ込みたくなるような、キンピカ・ピコピコな曲もあります。
もともとベル・アンド・セバスチャンは、ちょっとレトロなサウンドを好んできたグループ、
なるほど80年代エレクトリック・ポップも、レトロといえばレトロであります。

相変わらずメロディは流れるように聴きやすく、歌詞は微妙に屈折しています。
そしてアルバム全体には「大変な時代だけど平和を祈ろう、平和に向かって進もうよ」というメッセージがこめられている・・・ように思えます、私には。
歌詞が皮肉交じりなので、正直よくわかりませんが。
アルバムが録音されていた頃、バンドの本拠地グラスゴーはスコットランド独立の可否を問う住民投票で揺れていました。
そういったこともアルバムの内容に影響している・・・かどうかは、さて?

日本盤CDにはボーナス・トラックが4曲収められていて、どれもお洒落で綺麗な曲でした。

(2015.07.25.)

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