ベル&セバスチャン/ザ・サード・アイ・センター
Belle and Sebastian/The Third Eye Centre
(2013)
Amazon.co.jp : The Third Eye Centre
HMV : The Third Eye Centre
Tower@jp : The Third Eye Centre
先日、チェロの弦を張り替えようとして、いきなり新しい弦を切ってしまった私、
このたび無事に新しい弦に張り替えましたっ! という自分以外にはどうでもいいお話。
切れたJ社は弦が悪い、いや験が悪いので、ちょっと高いのですがラーセン社の弦を張り込みました。
おお、気のせいか高級な音がするぞ!(←気のせいです)
なんだか上手になったような気もするぞ!(←さらに気のせいです)
勝手に良い気持ちになっていたのですが、昨日さて弾こうとすると、なんと弦が4本とも緩んでおりました。
急に冷え込んで湿度が低下し、ペグが乾燥して縮んだためと思われます。
「ありゃー、調弦しなきゃー、苦手なんだよなあ〜」(←お前弾く資格ない)
一生懸命音合わせしていたら、あっという間に時が過ぎ、練習する時間がなくなってしまいました。
いや、本当に苦手なんです、難しいんです調弦は!
締め過ぎたらまた弦が切れるんじゃないかとビクビクだし・・・。
はあ、疲れた・・・もうイヤ(←やっぱり弾く資格ない)
話は変わって、ちょっと前にイギリスはグラスゴーのバンド Camera Obscura のニュー・アルバム"Desire Lines"をご紹介しました。
そのCamera Obscura と因縁浅からぬ Belle and Sebastian も、ほぼ同時期にニュー・アルバムをリリースしました。
Belle and Sebastian/The Third Eye Centre
ニュー・アルバムと言っても、2003年から現在までのシングルB面曲とか、日本盤ボーナス・トラック、
既発表曲のヴァージョン違いなどを集めた、いわばレア・トラック集。
ストレートなロックあり、ボサノヴァあり、田舎臭いカントリーもあればエレクトロ・ポップもあり。
バラエティに富んでいるというか、まとまりゼロなんですが、そのシッチャカメッチャカなところが実に素晴らしいアルバム。
初めて聴く人は、どういう傾向のバンドなのかわからなくて、さぞ戸惑うと思いますが、要するにそういうバンドなんです(←説明になっとらんわ)。
しっとり綺麗にまとまった Camera Obscura / Desire Lines と
おもちゃ箱を蹴り倒した上から絵の具をぶちまけたような Belle and Sebastian/The Third Eye Centre、どちらも違って、どちらも良いですねえ。
ただいま、取っ替えひっかえ聴いています。
(2013.11.20.)