先日、初体験(!)の出来事があり、大変疲れました。
私の部署が春から1名増員されることになりまして(何年振りだろ・・・)
新規採用者の面接に、面接官のひとりとして駆りだされたのです。
面接官なんて、生まれてはじめてであります。
直前まで仕事に追われ、はっ、もう時間だ、面接が行われる部屋までダッシュ!!
・・・それでも少し遅刻してしまいました。
「これでは落とされる」・・・って、面接官はこっちでした。
面接って、するほうも滅茶苦茶プレッシャーかかるもんだと初めて知りました。
数人から応募があったけれど、採用はひとりだけ。
他の人は落ちてしまうわけで・・・ああ申し訳ない、ごめんなさいごめんなさいと、謝って回りたい気分。
私以外の面接官は人事のベテランなので、慣れた口調で質問しますが、
私は質問するときも目を合わせられず、下向いてボソボソ。
そもそもどういう質問すればいいのかよくわかりません。
こっちが面接受ける側だったら絶対落とされますな、こりゃ。
1時間くらいで終わりましたが、もうぐったり、全身からいやな汗が噴き出しました。
とりあえず評価表なるものに点数付けて提出しましたが、
提出後も、「漠然とした印象でつけちゃったな〜」とか「○番目の人にちょっと厳しすぎたかな」とか
あれこれくよくよ考えてしまい、夢でうなされました。
消耗した精神を癒すために聴いたのが、ベル&セバスチャンの最新作"Write About Love"
歌詞はけっこう厳しかったり暗かったりもしますが、そこはベルセバ、ホンワカしたやさしいメロディが、角ばった心を丸くしてくれます。
以前「わたしの中の悪魔」という、2000年発表のアルバムをご紹介しましたが、
10年前とほとんど変わらぬアコースティックな音作り、ホッとします。
まあ言うてしまえばサウンド的には時代遅れ、70年代ポップスかこれ、と思われそうな作品ですが、好きなものは好き、良いものは良い!
ぼんやり窓の外を眺めながら春の訪れを待つのに最適なアルバムであります。
(11.2.4.)
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