J・D・サウザー/ユア・オンリー・ロンリー(1979)
ナチュラル・ヒストリー(2011)
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昔よく聴いたけれど、長いこと名前を思い出すこともなかったアーティストが、久しぶりにニュー・アルバムを出したと聞くのはうれしいもの。
懐かしさと期待にオッサンの胸はときめきます。
1970〜80年代、リンダ・ロンシュタットやカーラ・ボノフが好きでよく聴いていたワタシ。
カーラ・ボノフと同じように、リンダに曲を提供していたJ・D・サウザーというアンチャンがいました。
なんと、リンダ・ロンシュタットの恋人だったこともあるそうです。
うーむ、うらやましすぎる野郎だ・・・
で、アルバム"You're Only Lonely"を聴いてみるとこれが素晴らしい。
流麗なメロディに、ソフトで艶のあるちょっとハスキーな歌声。 軟弱気味な歌詞がまたグッド。
うーむ、モテるのも当然かと深く納得し、耳にタコができるほど聴きました。
いまもほら、耳のこのあたりにタコの痕が・・・(←嘘)。
よーし、これで私もモテモテに・・・・・・なんてことはまったくありませんでした。
White Rhythm and Blues
リンダ・ロンシュタットに"Prisoner in Disguise(哀しみのプリズナー)" "White Rhythm
and Blues" "Simple Man, Simple Dreams"などの名曲を提供,
またイーグルスの"New Kid in Town" "The Sad Cafe" "Heartache Tonight"などにも名前がクレジットされています。
ながらく活動休止状態でしたが、印税収入で優雅に暮らしていたみたいですね(う、うらやましい・・・)。
2008年に25年ぶりにニュー・アルバム"If The World Was You" を発表(JAZZYでLATINな好盤です)。
そして今年、旧作のセルフカバー・アルバム"Natural History"がリリースされました。
70〜80年代の自らのヒット曲を、抑制のきいたアコースティック・アレンジで歌う66歳のJ・D・サウザー、静謐でありながら豊饒な歌唱を聴かせてくれます。
若いころの張りには不足するけれど、ほど良く枯れた声は充分に魅力的。
うーむ、こういう渋いオッサンになりたいものだなあ。
よし、このアルバムを耳にタコができるほど聴いて、これで私もモテモテに・・・・・・なんてことはないですよね、はい。(←進歩してない)
You're Only Lonely
なお私は深く考えずに輸入盤を買ったのですが、日本盤にはボーナス・トラックとして"Heartache Tonight" "How Long"が収録されているそうです。
は、早まった・・・。
(2011.12.5.)
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