ケイト・ブッシュ/The Kick Inside(天使と小悪魔)
(1978)


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HMV : Kate Bush/Kick Inside: 天使と小悪魔

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1978年に発表された、ケイト・ブッシュ Kate Bush のデビュー作です。
高校生の頃にリアルタイムで聴いて以来(年がばれますね)、いまだにときおり聴き返す1枚です。

ケイト・ブッシュは1958年イギリス生まれ。
現在まで7枚のアルバムをリリースしていますが、最新作は1993年の"The Red Shoes"ですから
ずいぶん長い沈黙です。
もっとも最近、イギリスのメディアにはちょくちょく顔を出しているようです。
また昨年には男の子を出産したとか。

私はケイトのアルバムは全部持ってますが、やっぱりこのデビュー・アルバムが一番好きです。
妖精のようなハイトーン・ヴォーカルに、美しいがどこかねじれたメロディライン、
そして隠喩を多用したシュールな歌詞。

6曲目の"Wuthering Heights"は、「恋のから騒ぎ」というTV番組のテーマ曲に使われています。
これはエミリー・ブロンテの「嵐が丘」に着想を得たドラマティックな曲で、
死せるヒロイン、キャシーの亡霊が、主人公ヒースクリフのもとに戻ってきて彼に呼びかけているという設定
(小説にはキャシーの亡霊は実際には出てこず、ヒースクリフの妄想なのですが)。

 Wuthering Heights (嵐が丘)
 

個人的にベスト・トラックだと思うのは、10曲目の"L'amour Looks Something Like You"
2分半ほどの短い曲ですが、とてもチャーミングな曲で、
ケイトも声を色々に使い分けて巧みな歌唱を見せてくれます。

 L'amour Looks Something Like You
 

ケイト・ブッシュでは2作目"Lion Heart"、3作目"Never for Ever" もかなり好きですが、
4作目"The Dreaming"あたりからちょっとついていけなくなったことも事実。
(・・・じつは最近"The Dreaming"の良さがちょっとわかってきました)

とにかくこの"The Kick Inside"は、いまこうして聴き返してみても、やっぱり大傑作だと思います。
しかしこの邦題はなんとかならんか。

(01.11.25.記)


   追記;2005年11月、12年ぶりのニュー・アルバム「Aerial」が出ました。
                               

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