寺神戸亮/シャコンヌへの道〜無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
(デンオン COCO-83734)



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曲目

バルツァー/プレリュード、「ジョン、来てキスして」によるディヴィジョン
ヴェストホフ/無伴奏ヴァイオリンのための組曲 第1番
ビーバー/「ロザリオのソナタ」より「パッサカリア」
テレマン/無伴奏ヴァイオリンのための幻想曲 第1&7番
ピゼンデル/無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータから「シャコンヌ」
バッハ/ガヴォット


ああ、いいですね〜。
たった1本のヴァイオリンから、深くて暖かくて柔らかい音が紡ぎ出されます。

もともとこのCD、買うつもりはなかったのです。
なぜなら、いかにも制作費かかってなさそうに思えるではないですか(誤解かもしれませんが)
オーケストラでもオペラでも、1000円以下のCDがザクザク出ている今日この頃、
無伴奏ヴァイオリンのCDに、いくら新譜とはいえ2940円も出せましぇん!
2000円以下で売れとは言いませんが(言うとるがな)、とにかくこれは高いよ〜。

・・・と、思っていたのですが、このCD、じつに私好みの選曲であるところへ持ってきて
クラシック関係のメディアで、絶賛の嵐が警報レベルで吹き荒れているではありませんか!
そこである日店頭でふと手にとってみると・・・、
おお、ジャケットから「買え買えオーラ」が発散している・・・。
気がついたら家に持って帰っておりました(ちゃんとお金は払いましたよ!)

さてこのCD、バッハのあの有名な、「無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ」をメインに据え、
バッハ以前の無伴奏ヴァイオリン音楽、それもひょっとするとバッハが「シャコンヌ」を書く際に
参考にしたかもしれない作品を、時系列的に並べたものです。

ヴァイオリン音楽に造詣が深ければ深いほど楽しみも興味も大きいのでしょうが、
そのような小難しいことは気にしなくても良い気がします(演奏者さんには悪いですが)
無伴奏のヴァイオリンの、時空を越えて響いてくる、優しくも美しい音をひたすら味わう、
これだけで良いのではないでしょうか。
考え抜かれた(と思われる)選曲も魅力です。

いやあ、良かったあ〜。
結局、私はこのCDをもう一枚買い求め、知人へのプレゼントとさせていただきました。

なお、演奏者さん「寺神戸亮」は「てらかど・りょう」と読みます。
バロック・ヴァイオリンでは世界のトップを走っている奏者のひとりです。

 ピゼンデル/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2楽章(このCDの演奏ではありません)
 
 

(04.6.27.記)


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