チャイコフスキー/ロココの主題による変奏曲 奇想的小品 ほか
(ニーナ・コトワ:チェロ ウラディミール・フェドセーエフ:指揮 2017)



Amazon : Tchaikovsky: Nina Kotova


ワタクシ先日来、チェロで「トロイメライ」と「愛の挨拶」を練習しています。
で、たびたび先生に言われるのが

 「もっと表情をつけましょう」

です。

どうにかこうにか弾けてはいるよう・・・な気もしないでもないのですが(←自分ではよくわからん)、
どうやら同じ音色、同じ強さの音が碁盤の目みたいにブッキラボーに並んでいるだけらしいのです(←自分ではよくわからん)。

しかし間違えずに弾くだけでも精一杯なのに(よく音外れるし)、そのうえ強弱をつけろだの、音色に気を使えだの、表拍と裏拍を意識しましょうだの、そりゃ無理ってもんです。
練習を重ねて曲を自分のものにしていけば、おのずとできるようになるそうなのですが、ホントかな〜(←プロのいうことを疑うやつ)。

ま、練習するしかありません。
1日平均15分くらいはやってます(←短かっ!)。

表情たっぷりのチェロ演奏を聴くのも良いそうなので、
ニーナ・コトワの弾く、チャイコフスキー/ロココの主題による変奏曲 を聴きました。

ニーナ・コトワといえば、ちょっと前にバッハ/無伴奏チェロ組曲をご紹介しました。
元ファッション・モデルの美人チェリストという経歴から、オシャレでサワヤカなサラサラ演奏かと思ったら、
ぶっとい低音をゴリゴリいわせ、隈取りして大見得を切っているような激しくて濃い演奏で、ビックラこいたものです。
そんなニーナ・コトワが弾くチャイコフスキーはどんなでしょうか。

第4変奏 アンダテ・グラツィオーソ


やっぱり濃いです、骨太です、表情くっきりです。
オケと合わせないといけないので、無伴奏ほど好き勝手はできませんが、表現の幅は広いです。
けっして美音ではありません、むしろ強奏では故意に濁らせたりして芝居気たっぷり。
力みかえって響きがささくれ立っている箇所もなきにしもあらずですが、おそらくは確信犯。

第7変奏・コーダ アレグロ・ヴィーヴォ 


ワイルドな情感の振り幅と生々しい響きを武器に、アグレッシブに畳みかけてきます。
はっきり言って優美さや洗練には欠けますが、聴く耳を瞬時に惹きつける強烈な個性があります。

たいへん面白い演奏でした。
でも凄すぎて全然参考になりません・・・。

(2019.09.16.)



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