ニコラ・マッテイス/ヴァイオリンのためのエア集
(エレーヌ・シュミット:ヴァイオリン)


Amazon.co.jp : Ayrs for the Violin

HMV : Matteis/Ayrs for the Violinicon



Nicola Matteis : Ground(このCDの演奏ではありません)


17世紀のポップ・チューン


あ”〜、疲れた。。。

泊まりの仕事から帰って参りました。
まずは音楽など聴きながら一杯。
やっぱりこういうときには演歌を聴きながら焼酎じゃけんのう〜(←どこの方言じゃ)

 ・・・嘘です(焼酎臭くてよう飲みません)

じつは私はこういうときには地唄を聴きながらバーボン・オン・ザ・ロックを飲むことにしてます。

 ・・・嘘です(なかなか渋いけどそれ)

ホントは、近所のスーパーで980円で買った白ワイン飲みながら、”Cheeza"をかじってます。
「あんまり飲むと晩御飯入らないよ〜」と、ニョウボに小言を言われながら飲むのが美味いんです(どういう趣味だ)

このあいだ奮発して、1180円のワインを買いました。
980円のが空いたら飲もうっと。
ちなみに1200円以上のワインを買ったことはまだありません。
(どんだけ小市民。。。)

で、飲みながら聴いてるのが
ニコラ・マッテイス Nicola Matteis(1650?〜1715?)のヴァイオリンのためのエア集
(エア・ヴァイオリンじゃないよ)

イタリア・ナポリ生まれのヴァイオリニスト/作曲家。
1670年代にロンドンに渡り、それまでフランス・バロックが優勢だったイギリスの音楽界にイタリア・バロック大旋風を巻き起こしたという伝説の男です。

いわば、元祖・外タレ(え、死語ですか?)
17世紀のポップ・スター

かつて Arcadian AcademyがHMFから2枚のマッテイス集を出してました(廃盤)
また、Palladian Ensemble には、マッテイスの曲を中心にした"Held by the Ear"という楽しいアルバムがあります。
しかしまあ公平に言って単なる無名作曲家です。

ところがこのたびバロック・ヴァイオリンのホープ、エレーヌ・シュミットが、一枚まるごとマッテイスというアルバムをリリースしたのです!

南国ナポリの歌心と超絶技巧をふんだんに盛り込んだ彼の曲は明るく爽やかで、とにかく楽しいです。
まあ単なる娯楽音楽なんですが、聴くものの心をとらえる何かがあります。
目の前でこんなのバリバリ弾かれたら興奮するでしょうね〜。
当時のロンドン子たちは、これ聴きながら、ビール飲んだり歌ったり踊ったり暴れたり吐いたりしていたわけですね(←吐くまで飲むなよ)

ただ、シュミットの録音は、マッテイスの音楽をクラシック的文脈でとらえようとしているようで、過去の録音に比べるとかなり格調高くなっております。
心に染み入る歌心、優美な旋律を存分に味わえます。
もちろんおとなしいだけの演奏ではなく、活き活きパッション成分、思わず踊りだしたくなるノリのよさ成分などもバランスよく配合されております。

マッテイスの音楽のフォーク・ソング的側面を強調した感のある、Palladian Ensemble盤といっしょに聴かれると、さらに面白いかも。

(09.6.16.)





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