ヴォーン・ウィリアムズ/
交響曲第5番 & バス・チューバ協奏曲 ほか

(アンドレ・プレヴィン指揮 ロンドン交響楽団 1971年録音)



Amazon.co.jp : V・ウィリアムズ: 交響曲第5番&バス・テューバ協奏曲

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ようやく少し秋らしくなってきました。

実は、秋になったらやりたいと、ひそかな野望を抱いていることがあります。
それは、七輪で炭火を起こしてサンマを焼くこと。
炭で焼いたサンマは美味しいと聞くのですが、まだ食べたことがないので是非。
問題は、私の炭火技術では火を起こすのに最低30分、ヘタしたら1時間かかること・・・。
待ちくたびれた家族が暴動を起こす恐れがあります。
おまけにいったん火をつけた炭は数時間燃え続けます。もったいない。
いっそ肉やエビもいっしょに焼くか? 
でもそれではバーベキューになってしまう、サンマがいらなくなるっ!

はたして野望は成就するのか?!
悩みは尽きません(←気楽な奴)

さて、秋になると聴きたくなる音楽が、私にはいくつかありまして、
今年没後50年のヴォーン・ウィリアムズ(1872〜1958)/交響曲第5番(1943)もそのひとつ。
やわらかい音の繭に包まれるようなおだやかな交響曲であります。

 

平穏で幸福で、どこか懐かしい響き。

この曲、私の中では秋の草原をわたる風のイメージです。
実際には動きの激しい箇所や、強奏のクライマックスもあるのですが、全体としては安らぎと平和が支配します。
が、その静けさの下に、不安と悲しみも垣間見えるのですね。
この曲は実は第二次世界大戦まっただなかに作曲されました。

この曲の代表的な名演とされる、プレヴィンの71年盤は、値段も安くてオススメです。
安くて美味しい、脂の乗ったサンマのような(?)名盤。
第3楽章ロマンツァの、無垢な挽歌にこめられた哀愁、
第4楽章でプロローグの素材が再び現れる箇所の惜別の趣。
不覚にも涙が出そうになったことがあります。

このアルバムには、組曲「エリザベス女王のイギリス」と、「バス・チューバ協奏曲へ短調」も収録されています。
とくに「バス・チューバ協奏曲」は、ユーモラスで楽しい曲。

 

田舎のおじいさんが「フォッフォッフォッ」と笑ってるみたいでほのぼのします。

(08.9.13.)

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