ジャン=リュック・ゴダール:映画「女は女である」
(1961)
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新しく、「映画の感想小屋」を増築いたしました。
いままでも映像作品に関しては、こちらで細々と語っておりましたが、
これからはこの場所でグチグチウジウジグダグダと喋ろうと思います(誰も聞いてくれんぞ)。
ちなみに、映画に関しては正々堂々ドシロートであります、
ほとんど何にも知りません、最近の映画は観てません、ご容赦のほど。
語るべき何ものも持ち合わせていないのは重々承知ではありますが、
なにしろこのところネタ切れ気味でして・・・(結局それかい!)。
さて話は変わって長女は高3、受験勉強にストレスフルな日々を送っておりますが、
そのわりにちっとも痩せないことが不満なようす。
べつに太ってないと思うけどなあ。
身長は165cmで、体重は私の見る限り標準並みじゃないでしょうか(真実は極秘)。
金太郎かタンク・タンクローか(古い)と言いたくなるほど
パンパンコロコロだった幼児期 (でもとってもかわいかった)にくらべれば、
いまなんか細い細い。
でもそんな長女が許せないのが、自分より細いのに「太った〜」「私太くて」とのたまうご学友たち。
「夏に股ずれで悩んだことのない女に『私は太い』と言う資格はないっ!」
と熱く力説する彼女に圧倒される暑苦しい梅雨の頃であります。
うら若き乙女が「股ずれ」なんてお洒落じゃない言葉使うもんじゃ・・・。
なのでこれでも見てちょっとはお洒落を磨いておくれと言いたいのが
ジャン=リュック・ゴダール「女は女である Une Femme Est Une Femme」(1961)
ゴダール作品の中で、もっとも明るく楽しいと言われる一本。
主演女優アンナ・カリーナの魅力が大爆発!
ミラクルでマジカルでファンタスティックな可愛らしさが画面からほとばしっております。
当時のゴダールの奥さんでもあります。
このころはラヴラヴだったんですね、まだ・・・。
ストーリーはあってないようなもの(あるけど)、実際どうでもよろしい。
二人のイケメン(ジャン=クロード・ブリアリとジャン=ポール・ベルモント)の間を行ったり来たりしながら
笑い泣き歌い踊るアンナにひたすら魅了される映画です。
これ観ると、部屋の壁全部白く塗りたくなります。
家の中で自転車乗りまわしたくります(ニョウボに叱られます)。
電気スタンド持って歩き回りたくなります(娘に笑われます)。
妙なポーズでストップモーションしたくなります(警察に通報されます)。
ことほど左様に楽しい映画です。
・・・・・・と、ここまで快調に書いてきて、今調べると、なんと、
この映画のDVD廃版です!!!!!
な、なんということだ・・・・。
再発を熱烈に希望します!
(2012.7.11.)
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<P.S.>
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