The Sound Gallery Vol.1 & 2
(1995, 96)
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1960〜70年代にイギリスで録音されたイージー・リスニング&ラウンジ・ミュージックのコンピレーション。
イタリアの"EASY TEMPO シリーズ"(1996〜2000)のイギリス版という感じですが、こちらのほうが先発。
キャッチーでオシャレなラウンジ・ミュージックがこれでもかとばかりに詰め込まれた玉手箱のようなアルバムです(2枚で全51曲!)
ザ・リヴィエラ・アフェア (1970年の映画の曲で、2007年の「オーシャンズ13」でも使われた名曲)
TV番組や映画の音楽が多いです。
イギリスというお国柄なのか"EASY TEMPO シリーズ"と比較して、「マトモな曲ばっかりやな〜」って感じ。
いやべつに"EASY TEMPO" がマトモじゃないと言ってるわけではないのですが(←言ってる)、
「なんじゃあこりゃあ!」とか「ゲッ、現代音楽か?!」とか「うぎゃぎゃぎゃぎゃ!」とか言っちゃいそうな曲がないのですよ。
お子様でも安心して聴けます。
まあ、そこを良しとするか、ちょっともの足りないと思うかですね。
"EASY TEMPO シリーズ"はある意味、トガッた音楽の闇鍋企画ですから。
Half Forgotten Daydream (映画の音楽らしい。とにかく美しいです)
全編こんな感じ。
お部屋に流しておけば、気分(だけ)はゴージャス&ラグジュアリー。
随所で聴かれるハモンド・オルガンが60〜70年代の空気を強烈に薫らせます。
キッチュなサウンドが最高にお洒落です。
ポップでファンキーなナンバーもありますが、やっぱりどこかお上品。
ヤング・シ−ン (「元気があってよろしいっ!」と言いたくなるな)
チャーミングなメロディ、美麗な響きに耳を遊ばせる快楽を存分に味わえます。
レトロで爽やか、いつまででも聴いていられます!
なんかもう、いろんなことがどうでもよくなってきます。
That's Nice
とりあえず車の中でヘビロテします。
LEFT BANK TWO (なんだこのツンと澄ましたようなオサレな曲は!)
(2024.12.29.)
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EASY TEMPO シリーズ