バッハ/ミサ曲 ロ短調 BWV232
(レオンハルト指揮 ラ・プティット・バンド)



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4月3日の土曜日、高松で大好きな曲、バッハ「ミサ曲 ロ短調」の演奏会があったので聴きに行きました。
知人も出演していました。
演奏者は基本的にアマチュアの方々ですが、音楽を愛する熱い心がビンビン伝わってきて、大変感動いたしました。

それにしても「ミサ曲 ロ短調」、何度聴いても良い曲です。
J・S・バッハ(1685〜1750)の最高傑作はこれ、という人も多いです。

「フーガの技法」とともにバッハの最後の作品
といっても「サンクトゥス」の一部はすでに1724年に作曲されています。
また冒頭の「キリエ」と「グローリア」は1733年に作曲したもの。
他の部分も、過去のカンタータなどからの引用が多いそうです。
それらを巧みに組み合わせ、一部は新しく作曲し、死の年に一つの作品としてまとめあげました。

いわゆる集大成

つまり「J・S・バッハ/自選ベスト・アルバム(新曲も収録)!」的な作品なのです。
これは聴かなきゃですよ。

 ミサ曲 ロ短調 より「キリエ」
 

最初から最後まで、美麗なメロディ・澄み切ったハーモニー・巧みな対位法に満ちあふれています。
歌詞は、古くから決まっている「ミサ固有文」
つまり昔からある「お経」に音楽をつけているのです(「ミサ曲」は全部そうです)
私はキリスト教徒でないので、内容はようわからんし気にしません。
「神様、神様、ありがとう〜」みたいなことを歌ってるんだろうな〜と思いつつ
「キレーだなあ・・・」と、ぽかんと口を開けて聴いているうちに終わっちゃいます。

2時間という長さを感じさせません。

はい、2時間かかるんです、これ。
実際のミサでは長すぎて使い物にならないらしいです。
バッハは現実の演奏を予定せず、作曲人生の音による記念碑を作りあげたのでしょうか。
なんかカッコイイぞ。

 ミサ曲 ロ短調 より「グローリア」
 

名曲なので名盤はたくさんあります。
そして、どの演奏もそれなりに満足できます。

私も5種類ばかり持ってまして、とっかえひっかえ聴いてますが、あえてひとつあげるならば、刷り込み演奏である
レオンハルト指揮/ラ・プティット・バンド盤(1985録音)。
威張ったところのないすっきりとした演奏、軽やかできびきびした曲運びが気に入ってます。

(11.4.6.)


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