シューベルト・ソワレ(ヴァイオリンとオーケストラのための作品全集)
(ギドン・クレーメル ヨーロッパ室内管弦楽団 1991録音)



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<曲目>
ヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ
5つのドイツ舞曲
ヴァイオリンと弦楽合奏のためのロンド
5つのメヌエット
ヴァイオリン小協奏曲 ニ長調




フランツ・シューベルト(1797〜1827)の、ヴァイオリン独奏と管弦楽のための協奏作品を集めた1枚。
まずは「え、シューベルトにCD1枚分ものヴァイオリン協奏作品があるの!?」と驚くところですが、あるんですねこれが。

ヴァイオリン独奏はギドン・クレーメル
切れ味鋭くエキセントリックな演奏で定評のあるクレーメル、このCDでも何か凄いことをやらかしてくれるかと最後まで聴いてみましたが、

 平穏無事でした。

そもそも家族や仲間内で合奏して楽しむための作品、超絶技巧はおろか、重音すらほとんど出て来ませんし、
シンプルで親しみやすいものの、「至高の名曲」というわけではありません。

しかし余裕綽々な表情で、チャーミングかつスマートに弾いてのけるクレーメルの素敵なこと。
冴えた高音、柔かい歌いまわし、締めるところはしっかり締めたすっきり知的な解釈が、作品の魅力を2割増しにしています。

 シューベルト:5のドイツ舞曲 より
 

超絶技巧の鬼才・クレーメルがこういう単純な曲を弾いてるのを聴くと、
まるでゴルゴ13が無邪気な子供たちと遊び戯れているようです。
力を抜いているようで、随所で見せる鋭い身のこなし、やはりタダモノではない・・・みたいな。

 秋の夜長に聴いてなごめる小粋で洒落たアルバムです。

じつは昨日は年甲斐もなく和楽器バンドのライヴで燃え尽きました。
スタンディンクのライヴで2時間ぴょんぴょん跳ね続けたせいか、今日は足の裏が痛いのです。
これって足底筋膜炎かも・・・やばいな。
ただいまこのCD聴きながら静養しております(with 足の裏に湿布)。

(2015.09.28.)

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