ヘンデル、ディッタースドルフ、フランセ/ハープ協奏曲
(ユッタ・ツォフ:ハープ、ハインツ・レーグナー指揮 シュターツカペレ・ドレスデン)
(1973録音)



Amazon.co.jp : ヘンデル/ディッタースドルフ/フランセ:ハープ協奏曲集

Tower@jp : ヘンデル/ディッタースドルフ/フランセ:ハープ協奏曲

<曲目>
ヘンデル:ハープ協奏曲 作品4−6
ディッタースドルフ:ハープ協奏曲 イ長調
フランセ:ハープと管弦楽のための詩的な遊戯



このところ、バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番のプレリュードを練習していましたが・・・。

 だめだわこりゃ。

とうてい歯が立ちません。
なので、戦略的撤退を決断いたしました。
要するに、あきらめました。

 「上手くなって帰ってくるからなー、待ってろよ第6番!」

というわけで第1番から復習することに。
まずは第1番のプレリュード、以前さんざん練習しましたからね、身体で覚えているはず・・・。

 ・・・覚えてねえぇええ!(悲)

50過ぎたオッサンの記憶力を甘く見てはいけないのです、完全に忘れています。
ほぼイチからやり直し、それでも2〜3回のレッスンでどうにか恰好がついてきたと思ったら、先生が新しいステージに連れて行ってくれました。

 「表拍と裏拍を意識して弾きましょう、アーティキュレーションもつけましょう」

1拍目がオモテで2拍目がウラ。
オモテは強く、ウラは弱く弾くのが基本なんだそうで・・・。

 「この音はオモテ、この音はウラ、と意識しながら強弱をつけて弾いてください」

 「わかりました、えーと、これがオモテでこれがウラ、オモテ、ウラ、オモテ、ウラ、オ、オモ・・・・・(演奏崩壊!)」

 「それができるようになったら、適度なアーティキュレーションをつけて、表情豊かに弾きましょう」


 
「で、できましぇ〜ん!」

間違えずに弾くのがせいいっぱいの私、音程すら怪しいのに、オモテやらウラやら丁やら半やら気にする余裕はありましぇん。
道は遠いなあ・・・。

さて、表情豊かな美しい音楽を聴くのも練習のうち・・・かな?

 ヘンデル、ディッタースドルフ、フランセ/ハープ協奏曲

バロック、古典派、現代のハープ協奏曲の名曲を組み合わせた名盤です。
したたる清流のようなハープの音、次々湧き出す美しいメロディ、録音も素晴らしく良く、管弦楽とのバランスも理想的。
響きの楽園を遊び戯れる音符たち、典雅でやわらかな肌ざわり。

出だしのメロディは誰でも知ってるヘンデル
 

優美で喜びにあふれたディッタースドルフ
 

どちらも良い曲ですが、
面白いのがジャン・フランセ「ハープと管弦楽のための詩的な遊戯」
六楽章からなるハープ協奏曲ですが、こういう洒落たタイトルをつけるのがフランセ流,、オーボエ協奏曲にも「花時計」というタイトルをつけてます。
ハープがデリケート&しなやかにかもしだす淡い陰影、なめらかでのびやかな管弦楽。
光の粒がきらきらと跳ね回っているような第4楽章がとくに好きです。
流麗かつアルカイック、現代的で不思議な響きも適度に織り交ぜられ、万華鏡のようなフランセ独特の音世界を堪能です。

 

聴くと、なんとなく優雅で余裕な気分になれる一枚 (なんとなくかい!)。
重宝してます。

(2016.08.28.)

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