「北の調べ〜フィンランド・ピアノ名曲集」
(舘野泉 ピアノ)



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先日(12月21日)は、吹奏楽部でクラリネットやってる中2の娘のアンサンブル・コンテスト(略してアンコン)地区予選でした。
クラリネット五重奏で出場、8位(金賞)でしたが、上位7位までが進める県大会には惜しくも手が届かず。
あとで採点を見たら7位とは1点差だったそうです。惜しいっ!
いつもは賑やかな娘が不気味に黙りこくっておりました。
よほど悔しかったんだな〜。
(じつは親のほうは、朝練続きの日々が終わってホッとしていたりして・・・)

おとついは、クリスマスイヴでした。
我が家はイヴには闇鍋をします。
というのは嘘でチーズ・フォンデュをします。
溶けたチーズに具をからめて食べますが、年に一回しかやらないので、物珍しさもあり、たらふく食べて後悔します。
もうしばらくチーズは見たくない・・・。

クリスマスといえばサンタクロース、
サンタの故郷フィンランドの音楽といえば、先日シベリウスのピアノ曲全集を取り上げさせていただきましたが、
このアルバムは、シベリウスを含む9人のフィンランド作曲家のピアノ曲を全部で26曲も収録したもの。
これがまた、綺麗で儚げな曲ばかりなんですわ〜。

  オスカル・メリカント「ゆるやかなワルツ」
 

 メラルティン「舟歌」
 

フィンランドといわれても、サンタのほかにはシベリウスの岩石頭くらいしか思い浮かばない私ですが、
他にもたくさんの作曲家がいて、しかも叙情的で優しい音楽を受け入れる土壌があったのですね。
どの曲も派手さはありませんが、しっとりと心に沁みこみます。

1000円でたくさんの未知の音楽に出会える、お買い得の一枚でした。

(08.12.26.)

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