ヴォーン・ブラザーズ/Family Style (1990)


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家族というのは、良いものです。
健康に気を使ってくれるし (下の娘:「あ、缶ビール3本目! ダメダメ! この酒飲み!」)
ファッションチェックもしてくれるし (上の娘:「その服、オッサンくさいわ〜。でもまぁなに着てもいっしょかぁ」)
おまけに笑かしてくれます (下の娘:「わたしこないだまで『ヒツジ飼い』『ヒツジ使い』と思ってたわー」 私:「ヒツジが玉乗りするか!火の輪くぐりするか!)
いやーほんと・・・・・・・良いものです・・・ (ちょっと自信なくなってきた)

さて、ヴォーン・ブラザーズ/Family Style (1990)

悲劇の天才ギタリスト、スティーヴィー・レイ・ヴォーンが、3歳上の兄ジミー・ヴォーン(やっぱりギタリスト)と共演したアルバム。
スティーヴィーは本人名義のアルバムでは、鬼神のような熱い演奏を聴かせますが、ここでは肩の力を抜いた、ほのぼの演奏。
仲の良い兄弟なんだなぁ、ということが伝わってきて、なごみます。
ふたりの音の違いなど、素人の私にはさっぱりわかりませんが、ロック、ブルース、カントリー、ジャズなどの要素をミックスした、暖かい一枚です。

 

そもそもスティーヴィーがギターを手にしたのは、兄ジミーがやってたから。 プロになったのも兄のほうが先。
「最も影響を受けたミュージシャンは兄貴」と、常々尊敬していたそう。
いっしょにアルバムを作ることは長年の念願だったのですが、
残念ながら本作が発売されたとき、スティーヴィーはすでにこの世の人ではありませんでした。

 

それにしても・・・・。
『値千金』てどういう意味? 『アタイ1000円持っとるよ』ってこと?」(下の娘)
って、お前ぜったい、わかって言っとるやろー!

(06.10.9.)

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