サラ・ブライトマン/CLASSICS (EMI 7243 5 33257 2 5)



Amazon.co.jp : アヴェ・マリア〜サラ・ブライトマン・クラシックス〜

HMV : Sarah Brightman/Classicsicon



サラ・ブライトマン。名前は知っていましたが、CD買ったのは初めてです。
イギリス・ミュージカル界の大歌手で、ロイド・ウェッバーの奥さんだった人ですよね(うろ覚えですが)。
このディスクは、今までの彼女の録音からクラシカルなものを集め、
さらに新録音を数曲加えたコンピレーションとのこと。

クラシックの曲を女性ヴォーカルが歌うアルバム、最近多いです。
フィリッパ・ジョルダーノとか、IZZYとか。
そういえば、はるか昔ですが、バーブラ・ストライサンドの「クラシカル・バーブラ」(1976)という
名盤もありました。
それらのなかで、このアルバムは、ブライトマンの歌唱力はもちろんですが、
凝ったアレンジで特徴を打ち出しています。

 Trailer
 

アルビノーニ(実は偽作)の「アダージョ」(トラック4)は、コンガのリズムを強調したアレンジで意表をつき、
ベートーヴェンの交響曲第7番第2楽章(トラック12)は、合唱を使ってスケールの大きさを演出。
一方、本来の声楽のための曲(「アヴェ・マリア」「私のお父さん」「誰も寝てはならぬ」など)は、
わりあい原曲に近いアレンジで、オーソドックスに聴かせます。
(「誰も寝てはならぬ」を女性で聴いたのは初めてですが、あまり違和感はないですね。)
原曲について知らなくても十分楽しめますが、ある程度元ネタを知っているとさらに面白いディスクです。
ブライトマンは、クラシックの発声法も完全に身につけているようで、
普通にオペラを歌っても見事な歌唱を聴かせてくれそうです。
端整で清潔感のある声ですね。
フィリッパ・ジョルダーノの、どことなく粘っこい鼻にかかった美声も良かったですが、
この人も、やっぱり、絶大な人気を誇るだけのことはあるんだなあと、納得です。

(02.2.22.)

「音楽の感想小屋」へ

「整理戸棚」へ

「更新履歴」へ

HOMEへ