グロリア・エステファン/Cuts Both Ways(1989) Into the Light(1991)

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大学4回生の長女が夏休みで帰省してきました。
就職も無事内定し、単位も揃い、あとは春までに卒論をでっち上げればよい気楽な御身分。
まあ、仕事が始まったら、いろいろ大変なこともあるだろうから、今のうちはのんびりさせてあげましょう。
大学は関西だけど就職先は東京です。 将来四国に帰ってくることはたぶんないでしょうね、ちょっと寂しいな。

その長女が3歳くらいの頃、繰り返し見ていたのが、グロリア・エステファン"Live for Loving You"のPV。

 

もうこれが好きで好きで、「らーびゅーみる! もっかいみる!」
レーザーディスクを一日10回以上再生して、テレビの前で踊っていたものです。

先日You Tubeで見つけて懐かしかったので、帰省した長女に見せたら、

 「微妙にエロい・・・。これ見て踊る三歳児だったのか私は・・・」

ショックを受けていましたが、そんなにエロいかなこれ?

それにしても90年代にはよく聴きました、グロリア・エステファン
とくに好きだったのは、1993年の"Mi Tierra""Live for Loving You"が入ってる1991年の"Into the Light"、そして1989年の"Cuts Both Ways"の3枚。

このころのグロリア・エステファンは脂がのっているというのか、どれもこれも傑作ぞろいです。
"Oye Mi Canto"("Cuts Both Ways"収録)なんて、いま聴いてもつい聴き入ってしまいます。
情熱的なPVもサイコーで、レーザーディスクで何度も繰り返し見ました(←娘のこと言えない)。

 

"Don't Wanna Lose You"("Cuts Both Ways"収録)も不朽の名曲、グロリアの作曲能力すごいです〜。
PVでは「アメリカン・バレエ・シアター」を起用、コンテンポラリー・バレエとコラボという、当時としてはかなり「攻めた」作品。
幻想的な短編映画みたいな味わいに感銘を受け、これもレーザーディスクで何度も繰り返し・・・(←ホントに娘のこと言えない)。

 

今回十数年ぶりに聴きましたが、いま聴いてもまったく色あせていません。
電子音や打ち込みをあまり使っていないせいでしょうか、やはり楽器の生音は時代に左右されませんね。

(2017.08.20.)

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