マンハッタン・トランスファー/ア・カペラ・クリスマス
Manhattan Transfer/A Capella Christmas
(2005)



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以前この記事でも書いたのですが、我が家にはいつの頃からか

 「クリスマスにはチーズ・フォンデュをする」

という鉄の掟じゃなかった習慣があります。
チーズ・フォンデュをするのは年一回、この日だけ。
ほとんど年中行事となっております。

関西の大学に行ってる長女も、この日のために(?)わざわざ、うどん県に帰省(←単に学期が終わっただけという説もある)、
一家そろって万全の態勢で儀式を執り行いました。
食べながら(女性陣は)会話も弾みます。

長女「TVで東方神起の番組あるから、録画予約してきたんだ」

 ・・・しばらくして

長女「あ、しまった、レコーダーのコンセント抜いてきたんだった!」

ニョウボ「なんでまた?」

長女「いや、待機電力って馬鹿にならないから」

エコだけどバカな長女です・・・。
馬鹿話しながらたらふく食べて、2kgくらい太った気がします(毎年のことながら)。
しばらくチーズは食べたくないです、見たくもないです。
ワインも1本空けちゃった。
なお、うどん県ではチーズフォンデュの〆も、もちろんうどんです。


  嘘です


さて、チーズ・フォンデュしながらBGMに流していたのが、

 マンハッタン・トランスファー/ア・カペラ・クリスマス(2005)

 Jingle Bell
 

ジャズ・コーラス・グループの最高峰のひとつ、マンハッタン・トランスファーが、ア・カペラで歌ったクリスマス・アルバム。
そう、全編ア・カペラなんです。
バンドを雇うギャラがもったいなかったんですかね(←違う)。

クリスマス・アルバムといっても、全10曲のうち私が知ってた曲は
"Jingle Bell" "White Christmas" "Winter Wonderland"の3曲のみ。
なので私にはクリスマス限定でない普通のアカペラ・アルバムとしても聴けるのです、エヘン(←自慢にならん)。
じつはマントラにとってア・カペラ・アルバムはこれが初めて。
並々ならぬ意気込みで臨んだのか、凝ったアレンジ、水際立ったコーラス・ワーク、どれをとっても一級品。
豊かなハーモニーと艶やかな歌声は幸福感いっぱい、成熟と洗練の極みです。
メンバーの子供たちがゲスト参加している曲もあり、微笑ましいです。

マンハッタン・トランスファーの隠れた名盤だと思います。

なお、マンハッタン・トランスファーのリーダー、ティム・ハウザーは、今年の10月に72歳で亡くなられたそうです。

(2014.12.25.)

マンハッタン・トランスファーと言えばこの曲!!
 ↓
 Four Brothers
 





R.I.P.to Tim Hauser(左端)
(1941年12月12日 - 2014年10月16日)

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