竹松舞/ZERO
(2003)



Amazon : 竹松舞/ZERO(ゼロ)

<曲目>
1.アルベルト・ツァーベル:噴水 Op.23
2.マルセル・グランジャニー:子供の時間
3.プロコフィエフ:プレリュード Op.12-7
4.ニーノ・ロータ:トッカータ
5.カルロス・サルツェード: 8つの舞曲による組曲より「メヌエット」「ボレロ」
6.ヒンデミット: ハープ・ソナタより第1楽章
7.タイユフェール:ハープ・ソナタ


今年(2020年)の春ごろ、何気なくTVのニュース番組を見ていると、ニューヨーク在住の医師・竹松舞さんが新型コロナウイルスについてコメントしていました。

 

2000年ごろ大活躍していたハープ奏者の竹松舞じゃないですか!
その後医師になったと聞いていましたが、現在ニューヨークはブロンクスの病院で救命救急医をしておられるそうです。
ニューヨークの救急病院ともなると、銃で撃たれた人とか麻薬中毒患者も来たりするんでしょうね (←昔見た『ER』ってドラマのイメージ)。
しかも今年は新型コロナが流行して、大変なことになっているようです。

「遺体安置室が満杯で、外の廊下にご遺体を置かざるを得ない状況。
 やはり怖いなと思うのは、今まで既往症がなく健康に生きてきた若い患者さんが重症化し、人工呼吸器が必要になって、不幸なことに亡くなるケースをいくつも見てきたこと。
 インフルエンザやかぜ程度で終わるとされているが、必ずしもそうではない」(竹松舞・談)

まさに最前線で戦っておられるのですね・・・頭が下がります。
ハープを弾くヒマ、ないでしょうね。

彼女はハープ奏者として6枚のアルバムを録音しています。
「ZERO」(2003)は最後のアルバムで、ハープのためのオリジナル独奏曲を集めています(つまり編曲物はなし)。
正直なじみのない曲が多いのですが、知られざる名曲の宝庫で、聴くほどに沁みてきます。

 アルベルト・ツァーベル:噴水 Op.23
 

深山渓谷を流れる清流のようなハープの調べに、心がリフレッシュされます。
じっくり聴けば味わい深い作品ばかりですが、BGMとして聞き流しても心地よいのがハープの良いところ。
音がひそやかでつつましく、声高に主張してきません。
物静かな深窓の令嬢のような響き。
私みたいなオッサンが聴いたら罰が当たりそうです(聴くけどね)。

現在、新型コロナウイルスが猛威を振るっています。
ハープの作り出すさわやかでファンタジックな音世界にひたりながら、自宅で静かに過ごす休日です。

竹松舞さんにおかれましても、お体に気を付けてお過ごしくださいと申し上げます。


それにしてもこのお嬢さんが医師になって2020年のニューヨークで新型コロナウイルスと戦うことになるとは・・・。
     ↓
 


(2020.11.22.)


竹松舞さんのブログ→「毒と救急車とわたし」

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