映画:サマータイムマシン・ブルース(DVD)
(2005)
サマータイムマシン・ブルース スタンダード・エディション (初回生産限定価格) |
サマータイムマシン・ブルース コレクターズ・エディション |
<ストーリー>
マジに暑すぎる夏、とある田舎大学の「SF研究会」部室。
おんぼろクーラーのリモコンが壊れて暑さにあえぐ部員たち(なんで本体にスイッチついてないんだ・・・)、
と、ふと見ると部室の隅に見慣れない乗り物が。
「タイムマシンだ〜」などと冗談を言いながら、ひとりを無理やり乗せ、レバーを下げると乗り物は消えてしまった。
「・・・このタイムマシン本物だ!」
「昨日に戻って、壊れる前のリモコンを持ってこよう」
軽い気持ちで盛り上がる部員たち、昨日と今日を行ったり来たりするうちに、なんだか事態はこんがらがってきて・・・。
あ"つ"い"〜
私の住んでる地方、濁点つきで暑い日々が続いております。 皆様のところはいかがでしょうか。
暑い季節に実にふさわしい映画のDVDであります。
サマータイムマシン・ブルース
細部まで綿密に練り上げられた馬鹿話です。 いやもう最高に素晴らしい。
せっかくタイムマシンを手に入れたのに、わざわざ「昨日」に行くというセコさ、
「史上もっともスケールの小さいタイム・トラベル映画」の称号を欲しいままにしています(だれも欲しがってないって)。
なのに面白さでは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に全く引けをとっていません。
製作費は100分の1くらいではないかとの思うのですが。
前半にさりげなく(あからさまに?)張られた多くの伏線を、後半でパズルのようにきっちり回収してくる手際。
「こういうことだったのか〜」という「ピッタリはまり感」がなんとも快感。
こういうの好きなんですよ。
脚本と演出と編集が見事にかみ合っているんですね、完成度高いなあ。
2度3度と観れば、また新しい発見があったりして、ホントにDVD向きのアイテムです。
じつは私つい最近まで、この映画が撮影された町に住んでおりました。
なにやら映画撮ってることも知ってまして、去年の夏は映画館で観ました。
今回あらためてDVDで見直しましたが、やっぱり何度観ても面白いです。
「伸びない街ですね〜」
舞台となった街について、映画の中で登場人物がつぶやくのですが、まあ、そのとおりですなあ。
ひなびた感じこそがこの街の魅力かも(と、ひらきなおる)。
あ、でもコンビニはありますよ。
(06.8.4.)
サマータイムマシン・ブルース予告編
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