吉野朔実/吉野朔実は本が大好き(吉野朔実劇場 ALL IN ONE)
(本の雑誌社 2016年)



Amazon.co.jp : 吉野朔実は本が大好き (吉野朔実劇場 ALL IN ONE)


「本の雑誌」に1991年から2016年まで25年にわたって不定期連載された読書エッセイマンガ〔吉野朔実劇場〕全編を1冊にまとめたお徳本!

R.I.P.吉野朔実
(1959.2.19.〜2016.4.20.)


漫画家の吉野朔実さんが、今年の4月に急逝されました。

私はこの人の少女漫画はほとんど読んだことがないのですが、以前「本の雑誌」を何年間か定期購読していたこともあり、
読書エッセイマンガ「吉野朔実劇場」は一時よく読んでました。
なので「吉野朔実劇場」をすべて1冊にまとめ、ボーナストラックもつけた「ALL IN ONE」が刊行されたとあっては、読まないわけにはいきません。
単行本でも何冊か持ってますが(今本棚見たら3冊あった)、発売日に本屋に走り迷わず購入。
ちなみに単行本だと全部で8冊になるそうですから、かなりオトクです。

ただし、あたりまえですが、

 分厚い・・・。

647ページ、厚さは35ミリ、重さは773グラムあります(わざわざ測った)。
仰向けに寝転がって読んでると、腕が疲れてプルプルしてきます。
「ま、負けるものかっ、くじけないぞっ!」と自分を叱咤激励しながら読みました(←座って読めよ)。

内容は、面白本の紹介、面白くなかった本の紹介、私はこれを読み切った自慢、挫折本のいろいろ、本読み友達との酒飲み話など、
本にまつわるあれやこれやをゆる〜く語り描きます。
オチがない話が多く(エッセイだし)、ほどほどにグダグダな感じが妙に心地良い。

しかしまあ、吉野さんの周りはたくさん本を読む人ばかりですね(出版関係者が多いから当然か)。
本読み友達がいない私は、ちょっとうらやましかったり(あ、ニョウボがいた)。

マンネリに陥ることなく、本をネタにこれほど天真爛漫に遊び戯れることができる人も稀でしょう。
25年間、お疲れ様でした・・・・・(ご本人は別に疲れたとも思ってないかな)。

ところで最近、本棚のスペースを空けるため、積極的に本を処分中。
「ALL IN ONE」を買ったので、以前買った単行本は処分しようかと思ったのですが、
「ALL IN ONE」の表紙がソフトカバーなのに対し、単行本はハードカバーだし、装丁もキレイで、なかなかに捨てがたい。
結局処分するのはやめました(ほ、本棚から本が溢れ出してるんですが〜〜)。

(2016.07.29.)


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