Amazon.co.jp : レディズ・オブ・ザ・キャニオン(紙ジャケット仕様)
Amazon.co.jp : Ladies of the Canyon
HMV : レイディズ・オブ・ザ・キャニオン
HMV : Ladies of the Canyon
Tower@jp : Ladies of the Canyon
とある大学で、
「辞書・参考資料なんでも持ち込み可」
のドイツ語の試験に、「ドイツ人」を持ち込んだ猛者がいた、という話を聞いたことがありますが、
これって都市伝説ですよね? それとも本当の話?
・・・ただいま、辞書を片手に娘の英語塾の宿題に頭を悩ませている木曽のあばら屋です。
毎回、長い英文和訳の宿題がたくさん出るのです。
娘の名誉のために言っておくと、決して丸投げではなく、自分で予習したうえで、
授業で当たりそうなところを念のため私にチェックして欲しいと言ってくるのです。
なぜ私に?
どうやら、輸入盤のブックレットをふむふむ言いながら読んでいるのを見て、
「父親は英語が得意らしい」
と誤解してしまったよう。
わかる単語を適当につなぎ合わせて、どうにか大意をつかんでるだけなんですが・・・
(大意すらつかめないことも多い)。
それでも娘に頼られたら何とかするのが父親のつとめ、久しぶりに辞書をめくりながら、英文と格闘しています。
すると面白いもので、錆びついた英語力にちょっとずつ油がさされるような感覚が。
単語力・読解力が多少アップしたみたいで、なんか嬉しいです!
娘「・・・こないだ教えてもらった答え、間違ってたんだけど」
私「すまん、許せ」
さて馴れない英語に頭を使ったあとは、せっかくだから英語の曲でも聴きましょう。
ジョニ・ミッチェル/レイディズ・オブ・ザ・キャニオン(1970)
シンプルな弾き語り中心のアコースティックなサウンド。
耳に心地よい、やさしいメロディ。
柔らかく落ち着いたジョニの声には、知性と包容力が感じられます。
派手さはない・・・というか激しく地味ですが、深く静かに語りかけてきます。
Morning Morgantown
ジョニ・ミッチェル、10代にLPを2枚ばかり買って聴いたものの、さっぱりピンとこなかった記憶が。
しかし最近ふとしたことで聴いて、
「こんなに素晴らしかったのか!」
と、耳からウロコ、認識を新たにしているところです。
まあ、10代のガキに理解できなかったのも、当然と言えば当然か。
大人のための音楽ですからね、ジョニは。
ところが、このアルバムには、19歳や20歳のころに作った曲もはいってるそうです、天才恐るべし。
ちなみに本作発表時は27歳。
気軽に聞き流しても快適ですが、歌詞の内容を味わいながら聴くとさらに素敵。
自身の経験に即したような、私小説的な内容の曲が多いです。
もちろん私は日本語歌詞対訳と首っ引きでないと、さっぱり理解できませんが。
Circle Game
(2012.9.23.)