ピチカート・ファイヴ/JPN
Big Hits and Jet Lags 1994-1997
(1997)
Amazon.co.jp : PIZZICATO FIVE JPN
BABY PORTABLE ROCK
ガラッ八:それにしても親分は、聴いてる音楽だけはお洒落で可愛らしいでやんすね。
親分:だけ、とはなんだよ。 だけとは。
八:だって、服のセンスはハチャメチャだし、部屋はメチャクチャだし、顔はグチャグチャだし・・・。
親:グチャグチャで悪かったな!
八:んで、いま聴いてるのはピチカート・ファイヴでやんすか。
親:うむ、1994〜1997のベスト・アルバム「JPN」だ。
八:ピチカート・ファイヴって、同じ曲でもいろんなヴァージョンありますよね〜。
リミックス版とか、デジタル・リマスター版とか、ディレクターズ・カット版とか、ノヴァーク版とか・・・。
親:ノヴァーク版はないって!
ヴォーカリストも何度か代わっているし、どれから聴けばいいかわかりにくいよなあ。
でもやはり絶頂期は「東京のディーヴァ」野宮真貴がヴォーカルだった時代。
この時期のヒット曲は「TYO」「JPN」「RIP」の3枚のベスト・アルバムにまとめられているので、
とりあえずこのあたりから聴くのが良いんじゃないかな。
八:3枚もあるんでやんすか〜。
親:どれか一枚なら、個人的には「JPN」が一番好きだなあ。
いちばん脂が乗ってた、いわばバンドの頂点をおさめたベスト・アルバム。
徹頭徹尾オシャレ&ポップを追求して一分の隙もない小西康陽のサウンド、
セクシィ、シルキィ&ミルキィに耳元でささやく野宮真貴のヴォーカル、じっくり聴きこむ価値ある一枚。
超かっこいいリミックス「Lesson 3003 PartT」を聴くがよいわっ!
親:単にヒット曲を集めただけのベストではなくて、もう一度別アルバムとして編集しなおし、再構築。
ひと手間かけた丁寧で良心的な作りが、何度聴いても飽きない秘密かも。
八:このサイトの管理人も、いまだにときどき思い出したように聴いてますよね。
親:あのオッサンは自動車通勤だからな、行き帰りの車の中でよく聴くらしい。
八:へえー、でもあのオッサンの通勤ルートって、田んぼと麦畑の間を走っていくんでしょう。
カントリー・ワールドのピチカート・ファイヴ、似合わね〜。
親:いやいや、のどかな田舎の風景にも不思議に合うそうだぞ。
八:ほ、ほんとかな〜。
東京は夜の七時
(07.7.19.)
ピチカート・ファイヴ/TYO(Big Hits and Jet Lags 1991-1995)
HMV : Pizzicato Five / TYO
PIZZICATO FIVE/ R.I.P(Big Hit and Jet Lags 1998-2001)
HMV : Pizicato Five / R.I.P.