ニコ・ゴメス/ボッサ・ノヴァ
(1972)
Amazon.co.jp : ニコ・ゴメス/ボサノヴァ
Amazon.co.jp : ボサ・ノヴァ[紙ジャケット仕様/限定生産]
Tower@jp : Nico Gomez/ボサ・ノヴァ<限定生産>
5月11日(土) 5月12日(日)
ゴールデンウィークがほぼ仕事で潰れてしまったので、この土日は久々の休日。
満喫しました。
ジムで泳いだり酒を飲んだり、チェロを弾いたり酒を飲んだり、図書館に行ったり酒を飲んだり、いろいろなことをいたしました。
日曜日には、チェロの先生が出演するコンサートがあり、高松まで聴きに行ったり酒を飲ん・・・飲んでばっかりかい!
いやあ、楽しい休日でした。
浮かれた気分で聴いていたのがこのCD。
ニコ・ゴメス/ボッサ・ノヴァ
ベルギー出身のミュージシャンらしいのですが、国際的にはほぼ無名。
自身の楽団を率い、セルジオ・メンデスっぽいラテン・フレーヴァー・ムンムンのアルバムを何枚か残しました。
これは全曲ボッサ・ノヴァのアルバムで、12曲中半分がスタンダード、半分がオリジナルという構成。
ほぼ交互に出てくるのですが、驚いたことにオリジナル曲がどれも粋で洒落ていて、
「イパネマの娘」「ワン・ノート・サンバ」「黒いオルフェ」などの名曲に、まったく負けていないのです。
いや、はっきり言いましょう、オリジナル曲の方がずっと面白く聴き応えがあります。
ゴメス氏、スタンダード曲のアレンジ、手を抜いてるんじゃ??
冒頭のオリジナル曲"Aquarela"から、すっかり持って行かれます。
サウンドは、ジャケットから想像されるとおり明るく能天気でセクシー。
60年代っぽいコーラスワークに、胸がキュンキュンします(←キモイ)。
やはりオリジナル曲の"Rio"の親しみやすさ、一度聴いたら覚えそうなキャッチーさはどうでしょう。
スタンダード・ナンバーとして広く知られていないのが不思議なほど。
40分一気聴き、ボッサ・ノヴァの知られざる名盤です。
(2013.5.12.)