N’夙川BOYS/DO YOU LIKE ROCK'N ROLL!?
(2014)



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昨日・土曜日は夕方から仕事でした。
今日・日曜日の朝に帰ってきました。

 今日は休みだー!
 いい天気だー!
 チェロの練習して、ジムのプールで泳ぐぞ!(←天気関係ないし)

いま練習しているのは、無伴奏チェロ組曲第5番のサラバンド
前のクーラントもまだ途中ですが、並行して練習しています。

 バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番・サラバンド
 

静かに瞑想するような曲ですね。
じつは無伴奏チェロ組曲には重音が出てこない曲が3つだけありまして、これはそのうちのひとつ(あとは第5番のジーグと第6番のクーラント)。
このサラバンドはテクニック的にもシンプルで、初心者が泣いて喜ぶ、オアシスのような曲なのです(ほかの2曲は難しい、たぶん)。
しかし、シンプルではあっても奥が深く、やっぱり難しいです。
私ごときが弾いても、貧弱な「音」が並ぶだけで、「音楽」になりません・・・。


さて、シンプルで奥が深い音楽といえば、ロックンロールもそうだと思うのです。
単純なコードに短いリフレインの繰り返しでも、演奏しだいでサイコーにスーパーなミュージックになります。

ただ今お気に入りなのが、N’夙川BOYS (”んしゅくがわボーイズ”と読みます)。
男性二人、女性一人の三人組で、ギターとドラムスのみのベースレス・バンドです。
面白いのが、「担当楽器はその日のフィーリングで決める」こと、つまり全員どちらでも弾けるってことですね。
ご本人たちは「演奏力なんて言い訳程度!」と威張っていますが、なにがなにが、3人とも超上手いやないですか。

男女ツインヴォーカルで、マーヤLOVE(男性)はロックっぽい嗄れ声、リンダdada(女性)はツヤツヤ・ハイトーン。
全然声質が違うふたりですが、一緒に歌うと溶け合うこと溶け合うこと、マジカルなケミストリーが立ち現れます。
もうひとりのメンバー・シンノスケBOYsは歌いませんが、いつも全身イエロー(ときにピンク)で、一番目立ってます。

 なお、リンダdadaは、モデルとしても活動しているそうです→これとか

歌詞もメロディもシンプルで、つい口ずさみたくなる親しみやすさ。
そして全員楽しそうに演奏しているのが超素敵。
やっぱり音楽やる人はこうじゃなくちゃ。
わたしももっと楽しそうに練習しなくては!(←家族にはすでに十分楽しそうと言われてますけど)

 バンドがしたい!(Short Version)
 

いやこのバンドは癖になりますね。
はじけているけど安定感があって完成度高く、安心して聴けるオーラが漂います。
じつはマーヤLOVEは1976年生まれ、シンノスケBOYsが1979年生まれと、どちらもベテラン、けっこうオトナです(リンダdadaは年齢非公開)。
皆さん芸歴長いんだ・・・。
なのにルーティンワークに陥ることなく、ヴィヴィッドでアクティヴな音楽を・・・本当に楽しんでやっているんですねぇ。  

 ジーザスフレンド(incl. メイキング)
 

ところで夙川って、有名な高級住宅街ですよね。
ロックンロール・バンド名としては不思議ですが、それも狙いのうち?。

(2015.06.28.)


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