ザ・ダークネス/Permission to Land (最強版) 
(2003)


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裏声で歌へ Roch'n'roll

男の裏声、意外に妖艶で魅力的だったりします。
もちろん人によります。 私が裏声出してもアヒルが絞め殺されるような声しか出ません。

クラシックの世界では近年、「カウンターテノール」という、裏声で歌う男性歌手が認知されていますが、
ロックの世界はまだまだ・・・と思ったら、いました、「ザ・ダークネス」が。
ヴォーカルのジャスティン・ホーキンス、中性的な裏声を多用して歌います。 ヨーデルみたい。
地声も美声です。 どことなくクイーンのフレディ・マーキュリーを思わせます。
サウンドはストレート&ポップなギター・ロック、楽曲もキャッチーで、文句なく楽しめる一枚。

 

「最強版」にはDVDがついていて、上半身裸&肩に刺青の大男・ジャスティンが、
裏声全開で歌いまくるライヴ映像が収録されています。 

さて、お正月にTVのお笑い番組を見ていると、スキンヘッドにひげ面、筋肉モリモリの怖そうなお兄ちゃんなのに、
ソプラノヴォイスでオネエ言葉という、「クロちゃん」なる芸人さんが出ていました。
「わあ、これはっ! クロちゃんは日本の『ザ・ダークネス』かっ!」(←違うだろ)
と思って以来、ダークネスを聴くと「クロちゃん」の顔と仕草が脳裏に浮かんで離れません。
うーん、困った。

(06.1.5.)


セカンド・アルバム 裏声にますます磨きがかかってます。
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