クロード・ボリング/カリフォルニア・スイート(サウンドトラック)
Claude Bolling/California Suite(Soundtrack)
(1978)



Amazon.co.jp : California Suite


1978年公開のアメリカ映画「カリフォルニア・スイート」
「スイート」といっても甘いお菓子ではなく"Suite"、ホテルのスイートルーム、「続き部屋」のこと。
泊まったことはおろか、見たこともさわったこともありません、高いんでしょうね〜。
ハリウッドの豪華ホテルを舞台に4組の人間模様を描いたコメディ映画です。

脚本は巨匠ニール・サイモン、監督は巨匠ハーバート・ロス、出演はジェーン・フォンダ、ウォルター・マッソー、マイケル・ケインなど超豪華。
しかもアカデミー賞にノミネートされたけれどあえなく落選するイギリス人女優を演じたマギー・スミスが、
この映画で本物のアカデミー助演女優賞を受賞するという、よくできたジョークのようなエピソードもあります。

 傑作映画らしいのですが・・・・・・すみません、観てません。

観てませんが、当時FMで放送されたサウンドトラックをなにげなくエアチェック(注:テープに録音すること)したところチョーお気に入りに。
繰り返し聴いたあげく、苦労して輸入盤のLPレコードを購入したほど(たしか国内盤はなかった)。

 Main Title
 

作曲者はクロード・ボリング(1930〜)。
フル−ト、サックス、ギター、ピアノ、ベース、ドラムスのセクステット編成の、クラシカルでジャジーなお洒落音楽。
とくに、"Biverly Hills"という曲は、バロックっぽい典雅な音運びにジャジーな味付けが優美の極み、思わずフルートを習おうかと思ったほど(思っただけですが)。

 Biverly Hills(サウンドトラックではありません)
 

先日久しぶりに聴きたくなりましたが、LPレコードはどこに行ったのかわからなくなって久しく(アナログプレーヤ持ってないし)、
You Tubeで探したものの全曲はアップされておらず、Amazonで検索するとCDは出ているもののすでに廃盤。
マーケット・プレースでは結構な高値がついていたのでしばらく悩みましたが、体育館のステージから飛び降りる覚悟で(低っ!)ポチッとしました。

いやあー、素敵です!
音楽としての完成度が高いです。
全曲にカノンの手法が多用され、コミカルで活き活きとした印象を与えるのが楽しいっす。
なお、フルートとサックスは巨匠ヒューバート・ロウズバド・シャンク、ドラムスは巨匠シェリー・マン、ピアノは作曲者自身です。

 

ところでYou Tubeで検索して知ったのですが、「カリフォルニア・スイート」の音楽を「演奏してみた」動画をアップしている人がたくさんいます。
そうですよねー、自分でやってみたくなりますよね、これ。
不思議な魅力を持った音楽です。

ちなみに作曲者クロード・ボリングの代表作といえば、1970年のフランス映画「ボルサリーノ」のテーマでしょうか。
アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドが共演した、洒落たギャング映画です。
これは一応観ています私。
ラスト近くで敵役のギャングのボスを走行中の機関車の炉に叩き込んで焼き殺すシーンが印象深かった記憶が(・・・し、洒落た映画?)。

(2017.11.17.)

ボルサリーノのテーマ



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