上海太郎舞踏公司B/交響曲第5番「朝ごはん」
(ユニバーサル UCCS 5001)




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「こんなのありますよー! 面白いよ、おしまい!」で終わっても良いようなのものですが・・・・

上海太郎舞踏公司B/交響曲第5番「朝ごはん」

このところ毎日3回くらい聴いて笑ってます。
ベートヴェンの交響曲第5番第1楽章を、アカペラ・コーラスで歌詞をつけて歌ったもの。
食堂に朝のサービス定食を食べに来たある家族の迷いと苦悩と諍いをセキララに描き出す問題作です。
「おかず何ですかあ?」「だし巻きふた切れ こいもの煮っころがし」なんて、すっとぼけた日本語が、
ベートーヴェンの大真面目な音楽に見事にマッチしているのには、思わず瞼の裏側が熱くなります。

クラシックの器楽曲に歌詞をつけて歌うのは、昔からぼちぼちやられていましたが、
交響曲一楽章を完璧にアカペラでやったのは、今まで聴いたことないなあ。

 ショート・ヴァージョンPV
 

同時収録の「風呂屋で」は、「第9」の「歓喜の歌」をコーラスで歌ったもので、
普通に聴くとドイツ語で歌っているのかな〜と思えますが、
歌詞カードを見ながらだと、これがちゃんと関西弁に聴こえるという、はなれわざを! 

ボーナス・トラックとして、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラによるベト5第一楽章がついてますので、
これをカラオケ代わりにご家族で歌ってみるのも一興かと。
私はもう、ベートヴェンの5番を聴くと、脳裏に「朝ごはーん!」という言葉がこだまする身体になってしまいました。
これって不治の病でしょうか? 演奏会で笑ってしまったらどうしよう。 どきどき。

(03.7.5.記)


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